後編となる今回は、人類の活動による環境負荷が課題となる今、「成長」という概念そのものを再考し、人類がいかに持続可能な方法で生活できるかを議論した「Panel Discussion 3」、宇宙資源開発における科学的課題や人類への恩恵の可能性に加え、高度な技術を持つ一握りの国や組織のみが開発・利用することは許されるのかという倫理的課題を議論した「Panel Discussion 4」のご紹介です。
世界の研究者やビジネスリーダーたちが一堂に会した「東京フォーラム2025」[2025年11月21日(金)・22日(土)]のアーカイブ映像が、YouTube上で全編公開されています。



▷▷▷セッション概要
これからの社会変革を編み出す:脱成長とウェルビーイング経済が描く「その先」の社会
資本主義と持続可能な未来
気候危機や生物多様性喪失、不平等拡大の中、成長至上主義に代わる新たな枠組みとして注目される「脱成長」と「ウェルビーイング経済」。 脱成長は資本主義的成長モデルの根源的批判に立ち、経済縮小と構造転換を提唱する一方、ウェルビーイング経済は人間と自然の幸福を中心に据え、制度改革や政策革新を重視する。 この異なるコンセプトを牽引してきた世界的な識者を交え、包摂的で持続可能な未来像を探ります。
モデレーター
石原 広恵 [東京大学大学院新領域創成科学研究科・准教授]
パネリスト
キャサリン・トレベック [ザ・ネクスト・エコノミー・経済変革プログラムディレクター]
ヨルゴス・カリス[バルセロナ自治大学環境科学技術研究所・ICREA教授]※オンライン登壇



▷▷▷セッション概要
宇宙資源と資本主義──制度・倫理・科学の視点から
資本主義と宇宙
これまで威信をかけた競争が繰り広げられてきた宇宙空間は、膨大な民間資金がつぎ込まれる資本主義の新たなフロンティアへと変わりつつあります。 このセッションでは、宇宙資源の探査と活用をめぐる経済活動のルール作りや未来世代へとつながる宇宙資源の活用について考えていきます。
モデレーター
宮本 英昭 [東京大学宇宙資源連携研究機構・機構長]
パネリスト
エリック・アスフォーグ [アリゾナ大学月惑星研究所・教授]
アンヘル・アブド=マドリード [コロラド鉱山大学機械工学科宇宙資源プログラム・ディレクター]
青木 節子 [千葉工業大学・特別教授]
