Newsletter#3

東京フォーラム2022 開催まで、あと1ヶ月を切りました!

東京大学と韓国の学術振興財団Chey Institute for Advanced Studies(Chey Institute)が共催する東京フォーラム。今年のテーマは「哲学と科学の対話」です。
今回のニュースレター#3では、12月1日の「ハイレベルトークセッション」をご紹介します。

「ハイレベルトークセッション」のご紹介

12月1日(木) 19:25 - 20:35

哲学と科学の対話―新しい啓蒙に向かって

科学にとっての倫理。人間中心主義的な啓蒙でなく、生物・環境を含めた未来を形作る「新しい啓蒙」とは。
パンデミック・戦争・環境危機を前に、哲学と科学による「新しい啓蒙」を探ります。

NAKAJIMA Takahiro 中島 隆博 【オンライン】

東京大学東洋文化研究所教授、東アジア藝文書院院長

東京大学東洋文化研究所教授、東アジア藝文書院院長。
東京大学大学院総合文化研究科准教授等を経て現職。
研究分野は、中国哲学、世界哲学。著書に、『中国哲学史――諸子百家から朱子学、現代の新儒家まで』(中公新書、2022年)、『危機の時代の哲学――想像力のディスクール』(東京大学出版会、2021年)、『思想としての言語』(岩波現代全書、2017年)、共著に、マルクス・ガブリエル&中島隆博『全体主義の克服』(集英社新書、2020年)、共編著に伊藤邦武・山内志朗・中島隆博・納富信留編『世界哲学史』全8巻+別巻(ちくま新書、2020年)など多数。

Markus GABRIEL マルクス・ガブリエル 【オンライン】

ボン大学教授、THE NEW INSTITUTE アカデミック・ディレクター

ボン大学で認識論、近現代哲学プログラム長を務め、同大学の国際哲学センター(The International Center for Philosophy:IZPH)と科学と思想センター(The Center for Science and Thought :CST) 代表を兼任する。パリ第1パンテオン・ソルボンヌ大学では客員教授を、ニュースクール大学では2020年以降The Institute for Philosophy and the New Humanitiesの指揮を執る。
カリフォルニア大学バークレー校やニューヨーク大学においても客員教授を務める。近年の代表著書は『Fictions』(Suhrkamp、2020年)や『Moral Progress in Dark Times』(Ullstein、2020年)で、『The Meaning of Thought (思考の意味)』(Ullstein、2018年)やその他著作において、AIの哲学の基本的な論説を展開し、現在も研究を続けている。

LEE Sukjae イ・ソクチェ 【オンサイト】

ソウル大学校哲学教授

西洋近世哲学者。ライプニッツ、バークリー、マルブランシュについての寄稿多数。現在、ライプニッツの形而上学についての著作と、非専門家向け哲学書の入門編執筆に取組んでいる。2022年7月まで、ソウル大学人文学部長2年の任期を務め、現在はChey Institute for Advanced Studies、アモーレパシフィック基金理事。Seoul Review of Books定期寄稿者。

OKI Sayaka 隠岐 さや香  【オンサイト】

東京大学教育学研究科教授

科学技術史家、2022年より東京大学教授。フランス・パリ社会科学高等研究院でDEAを、東京大学でPh.D.を取得。主な研究分野は、学問の自由の知的歴史と、ヨーロッパの科学学術機関の社会経済的な歴史。近年、学問的自立性における今日の革新政策の影響について、研究の幅を広げている。著書には英語、日本語、フランス語の書籍や論説が多くある。

OOGURI Hirosi 大栗 博司  【オンライン】

東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構長、カリフォルニア工科大学ウォルター・バーク理論物理学研究所所長

東京大学で1989年に博士課程取得。2000年よりカリフォルニア工科大学で勤務し、フレッド・カブリ冠教授、ウォルター・バーグ理論物理学研究所所長。また、東京大学カブリ数理連携宇宙研究機構長、アスペン物理学センター理事長も兼任する。紫綬褒章叙勲、仁科記念賞、サイモンズ研究賞、ハンブルグ賞、フンボルト賞などを受賞。アメリカ芸術科学アカデミー会員。著書は講談社科学出版賞を受賞。

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