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12月1日の「パネルディスカッション1」をご紹介

世界共通価値としてのグローバル・コモンズの責任ある管理

12月1日(木) 20:40 - 21:30

世界で分断が拡大する中、グローバル・コモンズを守るにはどうすべきか。
各界のリーダーたちが、地球規模課題に取り組むためのパラダイム・シフトと世界的共通価値としての「グローバル・コモンズの責任ある管理」について議論します。

Naoko ISHII 石井 菜穂子 【オンサイト】

東京大学理事、グローバル・コモンズ・センター ダイレクター

1981年大蔵省(現財務省)入省。国際通貨基金(IMF)エコノミスト、世界銀行ベトナム担当、世界銀行スリランカ担当局長などを歴任。2010年財務省副財務官。2012年地球環境ファシリティCEO。2020年8月より東京大学理事、未来ビジョン研究センター教授。新設されたグローバル・コモンズ・センターのダイレクターとして、人類の共有財産である「グローバル・コモンズ」の責任ある管理について、国際的に共有される知的枠組みの構築を目指している。東京大学博士(国際協力学)。

Jeffrey SACHS ジェフリー・サックス 【オンライン】

コロンビア大学University Professor、 国連持続可能な開発ソリューション・ネットワーク所長

世界的に有名な経済学教授、ベストセラー作家、革新的な教育者、持続可能な開発におけるグローバルリーダー。債務危機、ハイパーインフレ、中央計画経済から市場経済への移行、エイズやマラリアなどの疾病対策、極貧からの脱却、人為的な気候変動の問題などの複雑な課題に対して、大胆かつ効果的な戦略で取り組むことで知られている。コロンビア大学持続可能な開発センター所長を務め、同大学の教授として最高地位を得る。2002年から2016年にわたりコロンビア大学地球研究所の所長を務めた。また、国連持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)会長、国連開発のためのブロードバンド委員会委員、アントニオ・グテーレス国連事務総長のSDGアドボケートを務めた。2001年から2018年まで、国連事務総長コフィ・アナン(2001から2007年)、潘基文(2008から2016年)、アントニオ・グテーレス(2017から2018年)の特別顧問を務めた。2020年7月、Lancet COVID-19 Commissionの議長に就任。
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Johan ROCKSTRÖM ヨハン・ロックストロム 【オンライン】

ポツダム気候影響研究所(PIK)所長、ポツダム大学地球環境科学研究所教授

地球規模の持続性の問題について世界的に著名な科学者で、地球規模で変化が急激な時代における、人類繁栄へのアプローチとして注目される「地球の限界(プラネタリー・バウンダリー)」の新たな枠組みの開発を主導している。また、世界の水資源の分野では、世界屈指の科学者であり、約25年間に渡り、熱帯地域にて水資源の調査に携わり、150を超える学術論文は、土地・水管理の応用から地球の持続性について扱っている。

JUNG Tae Yong ジョン・テヨン 【オンサイト】

延世大学校国際学研究科教授

潘基文財団の持続可能な開発プログラム・ディレクター、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書(AR6)の気候投資と気候変動対策資金に関する章の執筆において、主導的役割を務める。これまでに緑の気候基金の要請委員会会長、アジア開発銀行、グローバルグリーン成長研究所の副事務局長、世界銀行での勤務を歴任。日本の地球環境戦略研究機関や、韓国エネルギー経済研究所で務めた。ソウル大学校で学士号を、ラトガーズ・ニュージャージー州立大学で修士号と博士号を取得。

Joyeeta GUPTA ジョイータ・グプタ 【オンライン】

アムステルダム大学 社会科学研究所 教授

アムステルダム大学 社会科学研究所 、ユネスコ水教育研究所 教授。
ヨハン・ロックストロム氏やチン・ダーヘ氏とともにフューチャー・アース(Future Earth)の関係プロジェクトであるアースコミッション(Earth Commission)にて共同議長を2019年から2021年まで務める。2019年の国連環境総会にて参加国へ提出された、国連環境計画「第6次地球環境概況(GEO-6)」の共同議長を2016年から2019年まで務めたほか、米国出版社協会によるThe Prose Award・環境科学部門賞を受賞している。

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