マイルス・ペニントン(モデレーター)
東京大学生産技術研究所・教授
東京大学デザイン先導イノベーションの教授、DLXデザインラボ(価値創造デザイン推進基盤)のディレクターを務める。
1992年に英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート (RCA) イノベーション・デザイン・エンジニアリング (IDE) 学科を修了。1993年、大阪のセキスイデザインセンター勤務の後、97年に英国にてデザイン会社「Design Stream」を設立 。2002年より母校RCAの講師を務め、08年にRCAイノベーション・デザイン・エンジニアリング学科の教授に就任。 2017年、東京大学生産技術研究所教授、2023年からは東京大学大学院 情報学環・学際情報学府教授、生産技術研究所教授、東京大学総長特任補佐を務める。
ヴァリ・ラリオッティ
ロンドン芸術大学クリエイティブコンピューティング研究所・教授
先駆的なデザイナーでありコンピューター科学者、学者として活躍。1990年代後半にはドイツで初めてVRシステム開発に貢献した。また、アパルトヘイト後の南アフリカで、タウンシップ文化におけるVRやストーリーテリングなどを探求する異文化間VR研究センター創立に携わった。BBCの初の拡張現実(AR)開発でロイヤル・テレビジョン・ソサエティ審査員賞を受賞、世界各地でイノベーションを教えている。ラリオッティが創設したイノベーションコンサルタンシーはAR医療書籍からVRオペラまで多様なプロジェクトを開発している。現在、ロンドン芸術大学のクリエイティブ・コンピューティング研究所のクリエイティブXR・ロボティクスの教授を務めている。
福原 志保
アーティスト、HUMAN AWESOME ERROR、Poiesis Labs・CEO
人とテクノロジーとの関係を再構築するアーティスト。バイオテクノロジーやスマートテキスタイルなどの技術と伝統的な工芸を融合させ、物理的な世界に対する私たちの認識に挑戦するアートやプロダクトを創り出しています。Googleの「Project Jacquard」の創設メンバーでテクノロジーインテグレーションリードを務め、カンヌライオンズでグランプリを獲得したアンビエントコンピューティングのプラットフォームを開発。自身のアートとともに、HUMAN AWESOME ERRORやPoiesis Labsでの研究を通じて、テクノロジー、工芸、そして人間の意識の進化する関係性を探求し続けている。
ルーカス・フランチシギエヴィチ
チューリッヒ芸術大学大学院工業デザイン科・専攻長
フランチシギエヴィチは、チューリッヒ芸術大学大学院の工業デザイン科の学科長。ドイツ・キールのムテジウスアカデミーで産業デザインを学び、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートのデザイン・インタラクション部門に入る。研究を終えたのち、Takramのロンドンインターナショナルスタジオ第1号の創設に加わり、様々なイノベーションプロジェクトのデザイン・ディレクションを担当。ソニー、トヨタ、グーグル、スイス航空、MITメディアラボなどのグローバルなクライアントとともに未来の道を切り拓き、新たなコンセプトや製品、サービスを開発している。
参加お申し込み
参加:無料 *事前登録制