Tokyo Forum 2024

Shape the Future, Design for Tomorrow

今年の東京フォーラムのパネルディスカッションセッション2をご紹介します。
このセッションでは、インクルーシブなまちづくりをどのように実現するかについて議論します。社会的共通資本の観点から、アクセシブル・アフォーダブルで多様な生活者が住み続けられる都市を構築するための制度やインフラの在り方を見直し、都市計画や経済学が協働して持続可能な住環境を支える仕組みを探ります。

丹羽太一(セッションオーガナイザー)

東京大学大学院 経済学研究科 ・特任研究員
早稲田大学建築学科卒業。同大学院修士課程修了後、同大建築学科石山修武研究室スタッフとして半年勤務、病のため車椅子生活となり、1年間の入院を経て再び同職。同研究室で設計、企画、編集などの業務に携わる。2010年より東京大学大学院経済学研究科松井彰彦研究室で、障害と経済をテーマにしたREAD-REASE-REDDYプロジェクトにスタッフとして参加、現在、同研究室特任研究員としてインクルーシブな住環境整備について研究。

松井彰彦(モデレーター)

東京大学大学院 経済学研究科 教授
1985年に東京大学経済学部を卒業。米ノースウエスタン大学にてPh.D.を取得後、米ペンシルベニア大学で助教授として教鞭をとり、1994年に筑波大学助教授に就任。2002年に東京大学大学院 経済学研究科 教授となる。主な研究分野として、障害と経済、ゲーム理論、貨幣論。これまでに、日経・経済図書文化賞や日本学術振興会賞、日本学術振興会賞などを受賞。

矢口 哲也

早稲田大学 創造理工学部 建築学科・教授
25年以上の経験を持つ都市デザイナー。大学では「Regenerative Design of the Built Environment」を研究テーマに、持続可能で質の高い都市環境の維持・向上を目指したデザインプロジェクトやリサーチに取り組んでいる。学術活動に加え、東京を中心に地域社会への事前復興ワークショップを積極的に実施し、若者向けの防災教育プログラムの指導も行う。2016年より現職。2023年度アメリカ建築家協会(AIA)日本支部会長、カリフォルニア州公認建築家、米国公認都市計画家、LEED AP。

河西 奈緒

国立社会保障・人口問題研究所・研究員

参加お申し込み

参加:無料 *事前登録制


プログラム

※ライブ配信はありません。 ※スケジュールは変更になることがあります

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