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パネルディスカッション2

境界なき知:メンタルヘルスと社会的包摂のための AI 設計

"AI and Knowledge for Well-being"

AIが人々の情報アクセスをますます媒介するようになる中で、人間と知識との関係は変わりつつあります。しかし、今日のAIの多くは中央集権的で、“標準的な”利用者を想定した設計になっています。多様な文化的視点が入り込む余地は限られ、個人のウェルビーイングへの配慮も十分とはいえません。「ウェルビーイング・インテリジェンス(Well-being Intelligence)」は、AIを人間の認知を代替・拡張するためのツールとしてだけでなく、人と人とのつながり、レジリエンス、社会的包摂を育む基盤として捉えます。「知の境界を越える」とは、文化的・社会的・心理的な違いに丁寧に向き合い、それらを理解することを意味します。人々のウェルビーイングを支えるために、人とAIがどのように関わり合えるのか。近年の研究を紹介しながら、今後の可能性を探ります。焦点となるのは、地域や文化に受け継がれてきた知識を取り入れる方法、孤立や認知過負荷を深めないメンタルヘルス支援、そして相互理解を促すAIを介したコミュニケーションの設計です。

司会

矢谷 浩司

YATANI Koji

矢谷 浩司
東京大学大学院情報理工学系研究科 教授

登壇者

シャラス・チャンドラ・グントゥク

Sharath Chandra GUNTUKU

シャラス・チャンドラ・グントゥク
ペンシルベニア大学コンピュータ・情報科学科 准教授
ネハ・クマール

Neha KUMAR

ネハ・クマール
ジョージア工科大学 教授
イ・ウィジン

LEE Uichin

イ・ウィジン
韓国科学技術院(KAIST)コンピューティング学部 教授