パネルディスカッション2
- 日付
- 11月21日(土)
- 時間
- 12:45 - 13:45
境界なき知:メンタルヘルスと社会的包摂のための AI 設計
"AI and Knowledge for Well-being"
AIが人々の情報アクセスをますます媒介するようになる中で、人間と知識との関係は変わりつつあります。しかし、今日のAIの多くは中央集権的で、“標準的な”利用者を想定した設計になっています。多様な文化的視点が入り込む余地は限られ、個人のウェルビーイングへの配慮も十分とはいえません。「ウェルビーイング・インテリジェンス(Well-being Intelligence)」は、AIを人間の認知を代替・拡張するためのツールとしてだけでなく、人と人とのつながり、レジリエンス、社会的包摂を育む基盤として捉えます。「知の境界を越える」とは、文化的・社会的・心理的な違いに丁寧に向き合い、それらを理解することを意味します。人々のウェルビーイングを支えるために、人とAIがどのように関わり合えるのか。近年の研究を紹介しながら、今後の可能性を探ります。焦点となるのは、地域や文化に受け継がれてきた知識を取り入れる方法、孤立や認知過負荷を深めないメンタルヘルス支援、そして相互理解を促すAIを介したコミュニケーションの設計です。