Programs プログラム一覧
2025年11月21日(金)
13:00 - 18:00
13:00
13:20 - 14:20
シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネス・ クリス・P・ディアリナス記念経済学教授
東京大学大学院経済学研究科・教授
ソウル大学校経済学部・特別教授
14:20 - 15:20
シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネス・ クリス・P・ディアリナス記念経済学教授
東京大学大学院経済学研究科・教授
ソウル大学校経済学部・特別教授
東京大学・副学長、東京カレッジ長、大学院経済学研究科・教授
15:40 - 16:40
民主主義なき繁栄―「近代化論」の21世紀的再検討
|資本主義と民主主義|
「近代化論」は、経済発展が民主主義の成立につながるとする仮説として長く学術や政策の基盤となってきた。しかし、21世紀には経済成長を維持しつつ非民主的体制を続ける中国・ベトナム、民主化が逆行するインド・トルコ、欧米での極右台頭など、直線的発展モデルでは説明できない事例が多く見受けられる。特にグローバルサウスでは、選挙と自由制限が併存するハイブリッド体制が広がり、経済と民主主義の関係は複雑化している。このセッションでは、比較政治・国際政治経済・開発研究の視点から、近代化論の限界を再検討し、資本主義的発展と政治体制の新たな理解を模索します。
17:00 - 18:00
新たな時代へ:持続可能な資本主義モデルの探求
このセッションでは、日韓のビジネスリーダーを迎え、現在の資本主義モデルの持続可能性について考察します。ビジネス、スタートアップ、アカデミアといった多様な視点を重ね合わせながら、これからの時代にふさわしい資本主義モデルの再構築とは何か、また日韓がどのように連携し、再構築に寄与していけるかを探ります。
2025年11月22日(土)
11:00 - 18:20
11:00 - 12:00
米国大学の危機と、グローバルな高等教育の将来:学問と資本主義の関係を再考する
|資本主義と大学|
世界の知的探求をリードしてきた米国の大学は、トランプ政権が研究資金の停止などをちらつかせる中、自由で開かれた学びをどう維持していくのか、難しい状況に置かれています。大学がより多くの資金を企業に求めるようになった場合、研究の客観性、教育現場の多様性や平等は担保されるのでしょうか。未来を拓く人材とアイディアを生み出す高等教育と資本主義の関係について考えます。
13:00 - 14:00
これからの社会変革を編み出す:脱成長とウェルビーイング経済が描く「その先」の社会
|資本主義と持続可能な未来|
気候危機や生物多様性喪失、不平等拡大の中、成長至上主義に代わる新たな枠組みとして注目される「脱成長」と「ウェルビーイング経済」。脱成長は資本主義的成長モデルの根源的批判に立ち、経済縮小と構造転換を提唱する一方、ウェルビーイング経済は人間と自然の幸福を中心に据え、制度改革や政策革新を重視する。この異なるコンセプトを牽引してきた世界的な識者を交え、包摂的で持続可能な未来像を探ります。
東京大学大学院新領域創成科学研究科・准教授
ザ・ネクスト・エコノミー・経済変革プログラムディレクター
立教大学社会デザイン研究科・特任准教授
14:20 - 15:20
東京大学と韓国の大学に通う現役学生たちが数ヶ月にわたり『資本主義』をテーマに国際共働プロジェクトを実施。
このセッションでは、5グループの学生たちがこのプロジェクトにおける議論を通じて得た学びや気づきを発表します。
15:40 - 16:40
宇宙資源と資本主義─制度・倫理・科学の視点から
|資本主義と宇宙|
これまで国の威厳をかけた競争が繰り広げられてきた宇宙空間は、膨大な民間資金がつぎ込まれる資本主義の新たなフロンティアへと変わりつつあります。このセッションでは、宇宙資源の探査と活用をめぐる経済活動のルール作りや未来世代へとつながる宇宙資源の活用について考えていきます。
東京大学宇宙資源連携研究機構・機構長
千葉工業大学・特別教授
アリゾナ大学月惑星研究所・教授
コロラド鉱山大学機械工学科宇宙資源プログラム・ディレクター
NHK国際放送局・エグゼクティブアナウンサー
