味埜 俊

東京大学大学院新領域創成科学研究科・教授。東京大学工学部都市工学科1978年卒、同工学系研究科都市工学専攻修士課程修了、同博士課程1983年修了、工学博士。東京大学工学部都市工学科助教・講師・助教授・教授を経て1999年から現職。この間、アジア工科大学院（タイ）助教授（1989-91）、デルフト工科大学（オランダ）客員研究員、チャルマーズ大学（スウェーデン）客員教授（2002-04）などを歴任。2015年4月から2017年3月の期間は大学院新領域創成科学研究科の研究科長も務めている。生物学的排水処理プロセスの微生物生態学を専門とし、とくに生物学的リン除去法に関する研究や排水処理プロセスのモデリングに携わった。近年は大学・大学院レベルでのサステイナビリティ教育の手法やカリキュラムの構築に尽力してきた。2007年以来「サステイナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラム（GPSS-GLI）」の立ち上げと運営にかかわり、現在もそのコーディネータを務めている。