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東京フォーラム 2021 Shaping the Future 講演者 ジェフリー・サックス
講演者

Jeffrey Sachs

ジェフリー・サックス
コロンビア大学University Professor、 国連持続可能な開発ソリューション・ネットワーク所長
12月2日(木)
PROFILE

世界的に有名な経済学教授、ベストセラー作家、革新的な教育者、持続可能な開発におけるグローバルリーダー。債務危機、ハイパーインフレ、中央計画経済から市場経済への移行、エイズやマラリアなどの疾病対策、極貧からの脱却、人為的な気候変動の問題などの複雑な課題に対して、大胆かつ効果的な戦略で取り組むことで知られている。コロンビア大学持続可能な開発センター所長を務め、同大学の教授として最高地位を得る。2002年から2016年にわたりコロンビア大学地球研究所の所長を務めた。また、国連持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)会長、国連開発のためのブロードバンド委員会委員、アントニオ・グテーレス国連事務総長のSDGアドボケートを務めた。2001年から2018年まで、国連事務総長コフィ・アナン(2001から2007年)、潘基文(2008から2016年)、アントニオ・グテーレス(2017から2018年)の特別顧問を務めた。2020年7月、Lancet COVID-19 Commissionの議長に就任。

2005年「貧困の終焉―2025年までに世界を変える」、2008年「地球全体を幸福にする経済学:過密化する世界とグローバル・ゴール」、2011年「世界を救う処方箋──「共感の経済学」が未来を創る」など、ニューヨーク・タイムズ紙でベストセラーとなった3冊の著書をはじめ数多くの書籍を執筆・編集。その他の著書に、2013年「世界を動かす-ケネディが求めた平和への道」、2015年「持続可能な開発の時代」、2017年「Building the New American Economy: Smart, Fair & Sustainable」、2018年「新しい対外政策:アメリカ例外主義を超えて」、最近では、2020年「グローバル化の時代:地理・技術・制度」がある。

環境リーダーシップにおいて世界的に権威のあるブループラネット賞2015年度の共同受賞者。米国タイム誌「最も影響力のある世界のリーダー100人」に2度選出され、38の名誉学位を授与されている。ニューヨーク・タイムズ紙では「おそらく世界で最も重要な経済学者 」、米国タイム誌は「世界で最も有名な経済学者 」と評され、英国エコノミスト誌の調査で「今現在活躍する経済学者の中で最も影響力のある3人」のうちの1人に選ばれた。

コロンビア大学で勤務する以前は、ハーバード大学で20年以上教授を務め、国際貿易学のグレン・L・ストーン教授として活躍。ハーバード大学で学士号、修士号、博士号を取得。ミシガン州デトロイト出身で、現在はニューヨークに在住。